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2010年4月29日 (木)

絵本紹介 「しなずのお六」

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絶版に近い本のようです。

ストーリーを非常に簡単に説明いたしますと、

60歳になり、村の掟により山へ登らなければならなくなったばあちゃんの、お六。

姥捨て山ですね。

そこで死を待とうとしますが、たまたま出会った赤ん坊に出逢い、その子を育てることに。

さらにその子が成長し年頃の娘になり、子供を産むと、赤ん坊をいなくなってしまいます。

さらに、その子が大きくって立派な男性になり、嫁をもらいますが、戦争にで亡くなってしまい、そのショックで嫁もなくなり、また、赤ん坊が残されて、、、。


結局100歳近い歳になっても、お六は子供を育て続ける、っていう話ですが、このお話で私が感じ入ったのは、死を意識し、生を終えようとする人間も、自分1人では生きていけないかわいらしい赤ん坊を目にしたら、人は生きて行く、ってことです。

人はそれでも生きて行く。

疲れた、とか、もういいよ、とか、誰か代わりにやってくれ、とか、色んなことを思ったとしても、それでも人は、赤ん坊の為に生きて行こうと思うし、生きていける、ってこと。

そのための力が湧き出るということ。


児童虐待や、赤ちゃんへの虐待がニュースに出ない日はないんじゃないかとほど、日々、あふれていますが、人間が、母親が、女性が、根源的に持つであろう、「子供を育てる」という大仕事と、それに向かう愛、力を改めて感じさせてくれるお話です。

それでも人は、赤ん坊の為に生きて行く、っていう力強さを。

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