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2011年4月16日 (土)

岸田衿子さん。

ジオジオのかんむり(こどものとも絵本)

ジオジオのかんむり(こどものとも絵本)

著者:岸田 衿子

ジオジオのかんむり(こどものとも絵本)


岸田 衿子さんが亡くなられたそうですね。

82歳。

ここのところ、絵本界の大御所の方々の訃報が続きます。

残念です。

 
岸田さんは、「かばくん」や「ジオジオのかんむり」の作家さんとしてだけでなく、女優の岸田今日子さんのお姉さんとしても有名でしたね。

以前、「ジオジオのかんむり」について書いたので、それを載っけてみます。
 
 
 
 
 


森の中で一番強いライオン、王様のジオジオ。

遠くでそのかんむりが光るだけで、どんな動物もコソコソ隠れてしまうほど。

しかし、もはや、キリンやしまうまを追いかけるのも嫌になり。

さらには、年老いて白髪が生え、目もよく見えなくなり。


そんなところに一羽の小さな灰色の鳥があらわれます。

「王様、わたしもつまらないです。6つもあった卵は、みな盗まれたり、食べられたり、、、。」

そこでジオジオは提案します。

ならば、私のかんむりの中で卵を産み、育てなさい、と。

この絵本は非常に短く文章もコンパクトにまとまっていますが、色んなことを思わせてくれます。

年老いたジオジオが、そのかんむりで育った小鳥たちが飛び舞う中、たたずんでいるシーンが素晴らしい。

その最後の文章。


ジオジオは、よく めが みえません。

でも、ジオジオはきいていたのです。

ことりのこえを、うれしそうに

じっと きいていたのです。


素敵な絵本です。


 
 
 
 
 
最後の文章が、本当に素晴らしい文章です。

世界の声を嬉しそうに聞いているジオジオのような姿を、岸田さんに重ね合わせて想像してしまいました。

ありがとうございました。

 
 
 

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