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2011年12月 7日 (水)

「雪わたり」絵本紹介。

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雪わたり (宮沢賢治どうわえほん) [単行本]
宮沢 賢治 (著), 鈴木 まもる (著)

 
 

宮澤賢治の童話です。

「雪わたり」というのは、田んぼや畑に雪が降りますね。で、お日様に当たると溶けてグジャグジャになります。でも、その夜にさらに冷やされて氷ると、その上を歩けるようになり、普段は歩けない田んぼや畑や草が生えているようなところでも、全部すいすい歩けるようになる状態、のことを言うようです。(間違ってたらすいません)

で、その「雪わたり」の上で、小さな男の子と女の子がキツネと出会い、キツネ達がやる「幻灯会」(写真をスクリーンに映して見る的なもの)に誘われて・・・・って感じの物語。

 
絵本というか、童話としてくくられるであろうものなので、多少長いです。

お話の言葉使いも簡単な言葉ではありません。

小さい子だとわけわからん!ってことになるかもしれません。

でも、流石に宮澤賢治先生、文章が美しすぎてたまりません。

 
「林の中には月の光が青い棒をななめに投げこんだようにさしておりました。」

とか、

「小さな小さなねずみぐらいのきつねの子が 大きな子どものきつねの肩車にのってお星さまを取ろうとしているのです。」

とか。

 
絵も良いですね。

幻灯をやっている時の点描絵とか、ラストの雪わたりを歩くシーンとか、「幻想的」という言葉がはまりすぎるほどに幻想的。

言葉とか色とか音とか、それらが上手く組み合わさり美しさを持った時に、いかに自分の心に沁みるものかを教えてくれる絵本ですね。

 
 
 
 

 
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