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2014年1月23日 (木)

読み聞かせの方法。

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絵本を読み聞かせる時に、どう読むのか?

簡単には言えませんね。状況によります。
 


ママがおやつの時に、2歳の娘に読んであげる時、

パパがおやすみの時間に、4歳の息子に読んであげる時、

おじいちゃんが腕白な孫3人に読んであげる時、

保育園の先生が5人くらいに読んであげる時、

幼稚園の先生が20人くらいに読む時。

 
全部違う状況です。

どんな状況でも通用する読み方というものはない気がします。

そもそも、絵本の読み方なんてのは自由であって、どう読もうが、その人次第。

そこに、「こうすべき。」なんていう作法はないでしょう。堅苦しいのは嫌いです。
 
 
ただね、ある程度オフィシャルな場において、ある程度の人数がいるところでは、ある一定の方法論はあっても良いのかな、ってことは思います。

当たり前ですが、読み聞かせの場合、絵本は読み手の力に思いっきり左右されます。

例えば、ひとつ想像して頂きたいんですが、「100万回生きたねこ」という作品があります。大人が読んでも心に沁みる深い深いお話。

その中で主人公のねこが泣くシーンがあります。
 
 
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そこに、「エ~ン。」とか、「シクシク。」とかってセリフはないんですが、読み手が勝手に差し込むことは簡単です。

特に、ある意味サービス精神が旺盛で「子供を笑わせたい!」っていう気持ちが強いお父さんなんかは、そういうことをやってしまいがち。

だけどね、それをやってしまうと、もう、お話はぶち壊しなんですよね。

そこまでひどい改変ではなくても、やたら激しく読んだり、やたらアップテンポに読んだり、やたら悲しげに読んだりってことは、ついついしてしまいがちです。

なぜかといえば、そのほうが子供の食いつきは圧倒的に良いからです。何でも大げさにやれば、ほとんどの子供は喜びますから、「子供が喜んでいるんだからいいじゃないか!」っていう言葉にはある一定の説得力はある。

「その場で、一瞬だけ子供を喜ばす」ことが目的ならば、それで全然良いと思います。

ただ、「作品の持つ力をじっくりと味わって欲しい」ということが目的ならば、それは方法論が違います。

 
 

 

「絵本の読み聞かせ」のお話なのに、詩の朗読の動画を紹介するのも微妙ではあるんですが、この朗読は素晴らしいので。

多くの絵本に携わっている谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を朗読したもの。

佐藤浩市さんが淡々と読んでます。

淡々と読んでますが、そこには強く、確かな感動がある。

偉大な作品には既に偉大な力があるので、読み手がまずすべきなのは、その作品の持つ世界を壊さず余計な色をつけずそのままの形で提示することではないでしょうか。


 
 
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