絵本の紹介 「た行」

2013年12月20日 (金)

「ドアがあいて・・・」絵本紹介。


 


 
「病院がだいすき!!」って子供っていないですよね。

小児科の病院に行くと、大抵、泣いている子が1人はいます。

時には、泣き叫び、暴れまくり、嵐を巻き起こしている子供もいます。

自分の中の「恐怖心」なんかを見事に表に出して表現する子もいれば、泣きだしたい気持ちを我慢して、静かにおびえている子もいるわけで。

この絵本は、そんな病院に入る前の待合室における「おっかなさ」を、かわいい感じで見せてくれます。

最初は5人の壊れたおもちゃが座って待っているんですが、1人は入っていき、出て来て、また1人入っていって出て行って・・・・ってのを繰り返すうちに、とうとう、自分の番が来て・・・・。

「キャ~~~、ころされる~~~~!!」っていう言葉がのどから出て来そうな気持ちが伝わりますね。

待合室の部屋の暗さのと、ドアの向こうが見えず、明りが漏れているところの描写がまた、不安な感じをわかりやすく示してくれていてドキドキ感をあおります。(笑)

 

この絵本が、注射が嫌いで泣き叫ぶ子に効くのかどうかはわかりません。(笑)
 
 
 
 
 
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2013年10月14日 (月)

「としょかんライオン」絵本紹介。

 
 
なぜか、図書館にライオンが居つき、図書館のお手伝いまで始めてしまうというお話。

ライオンが図書館に来てよいかどうか、が、「ちゃんと図書館のルールを守れるかどうか。」ってところなのが面白いですね。凶暴な動物だから、とか、人間じゃないから、とかでなく。

「図書館にライオンがいる。」っていうなんとも不思議な光景を見せてくれるという楽しみとは別に、上述の「図書館のルール」がこの物語の結末への見事な伏線になっていきます。
 
なんというか、オシャレで上質な映画のセリフを聞いているような感じにもします。

シャレている短編小説のようなね。

 
是非、どれくらいシャレオツなのか、読んでみてください♪

 
 
 
 
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2013年8月28日 (水)

「ちょっとそこまでぱんかいに」絵本紹介。

 
 
 
自転車の補助輪なしで乗れるようになった「わたくん」。

そんなゴキゲンな状態ですから、お母さんに言います。

「ぼく、じてんしゃで おつかいに いってあげる」

と。

で、チャリンコをかっとばしてお使いに行くわけですが、街で色んな人に声をかけられるわけです。

「どこ いくの?」

「ちょっと そこまで」

「なにしに?」

「ぱん かいに」

って具合で。

 
そんなやりとりが続くので、そのまま「街の中でのおつかい」な感じで終わるのかと思いきや、なんと、この「わたくん」海へ出るは、雲に登るは、と、なかなかの脱線ぶり。

「ちょっと そこまで」の範疇を大幅に超え、人類未踏の足跡を残す勢い。

初めてのお使いでここまで冒険野郎なことをする人もなかなかいませんね。

 
というわけで、最後は、「すごすぎる。(笑)」というところでパンを買ってくるわけですが、それは読んでのお楽しみ。

「わたくん」のアグレッシブさも凄いですが、街を自転車で走る「わたくん」を上からの俯瞰図で描いたシーンもとても良いです。

街並みのひとつひとつをじっくりと眺めるだけでも楽しい絵本です。

 
 
 
 
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2013年7月25日 (木)

「どんくまさん みなみのしまへ」絵本紹介。

 

 
どんくまさんシリーズの絵本。

大きなくまのどんくまさんが、小さな南の島にたどり着きます。

そこはウサギ達が暮らす島。

ウサギたちは、疲れ果てて倒れたどんくまさんを一生懸命介抱します。ウサギたちがかわいい。

それによって回復したどんくまさんですが、完全にウサギ達に受け入れられているわけではなく、特に大人たちは、よそ者は何をするかわからん、って感じなんですね。

で、そんなある日、島に「はりけーん」がやってくるわけですが・・・・。

 
 
柿本さんの描くウサギたちが本当にかわいくてたまりません。

南の島の柔らかく美しい風景も、「行ってみたい~~!」ってことを思わせてくれます。

 
どんくまさんのような、大きくて強くて暖かい存在は、特に子供の時には必要ですね~。

 
 
 
 
 
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2013年5月13日 (月)

「てんぷら ぴりぴり」紹介。


詩集ですね。

まどみちおさんの書いたものとしては、超有名なアレがありますね。

ぞうさん
ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ
かあさんも ながいのよ

ぞうさん
ぞうさん
だあれが すきなの
あのね
かあさんが すきなのよ

 
あとは、「ポケットの中にはビスケットがひとつ~♪」なんかもそうですね。

表題になっている「てんぷら ぴりぴり」という一編を載せてみましょうか。
 
 


ほら おかあさんが ことしも また

てんぷら ぴりぴり あげだした

みんなが まってた シソの実の

てんぷら ぴりぴり あげだした

ツクツクホウシが けさ ないたら 

もう すぐ ぴりぴり あげだした


子どもの ときに おばあさんから 

ならった とおりに あげだした

秋の においの シソの実の

小さな かわいい つぶつぶの

てんぷら ぴりぴり あげだした


 
 
 


なんでしょう、これを目にし、言葉を口に出してみると、強い郷愁にかられます。

確かに、天ぷらの揚がる音って、「ぴりぴり ぴりぴり」だったりしますね。この詩は五感を大いに刺激してくれます。

そして、読んで、口に出しても面白い言葉。

個人的に、最後がとてもお気に入りです。

秋のにおいのシソの実の、小さなかわいいつぶつぶの、てんぷらぴりぴりあげだした

美しい。

 
 
 
 
 
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2013年4月30日 (火)

「ちか100かいだてのいえ」絵本紹介。

 
 
 
 
 
この本↓↓の続編バージョンですね。

 
 
お風呂が大好きなしずかちゃん・・・・ではなく、クウちゃんという女の子。その子がお風呂に入っているとどこからか声がします。

「パーティーがあるから遊びにこない?入り口は火山のふもとよ。」

って感じのお誘い。

それを聞いてクウちゃんは火山に向かうんですが、近くまで行くと、急に地面の下へと滑り落ちてしまいます。

そこからクウちゃんの地下100階までの長い旅が始まるわけですが、地下には色んな動物たちが住んでいて、彼らの生活空間・趣味空間を眺めながら地下へ地下へと降りていくのがまた楽しい。

見開きごとに10個の部屋があり、縦に開く本でなのでページをめくっていく度に下へ下へと降りていくわけですが、おっさんな私からすると、「エレベーターか、せめてエスカレーターでお願いします・・・。」と思ってしまったりもしますが、そこは絵本の世界のことなので、クウちゃんのたくましい脚力を応援するだけでオッケーですね。

下へ下へと降りて行き、地下100階には何が待っているのでしょうか♪

 
 

 

 
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2013年4月11日 (木)

「ターちゃんとペリカン」絵本紹介。

 
家族で海に来たターちゃん。

砂浜でキャンプをするわけですが、ターちゃんは早速つりざおを持って、海へ遊びに行きます。

ここは、去年もキャンプに来た場所で、その時出会ったペリカンを探すと、そこにはペリカンがいます。

そこでね、喋れないペリカンと子供ならではの会話をしつつ、ペリカンが魚を採るところを見たり、いつの間にか潮が満ちてきて、脱いだ長靴が流されてしまったりと、小さな、でも、子供の時代の子供の世界には大きな大きなピンチが訪れたりします。
 


なんというかねえ、なんともいえない子供の頃の不安とか焦燥感とか、喜びとか安心感とか、気づいたら昼間だったのが夕方になって「暗くなっている!」とかっていう感覚を、静かに優しく描いている絵本です。

大人にとっては、静かな子供の頃の原風景、子供にとっては、まさにイキイキとしたリアルな世界を描いたものであると思います。

良い絵本。

 
 
 

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2013年4月 4日 (木)

「ともだちからともだちへ」絵本紹介。


とても良い天気の朝、クマネズミはカーテンも開けずに部屋の中でぼんやり。

起きたくもなければ、眠っていたくもなく、今日も「パジャマのまま」。

そして昨日の残りの冷めた紅茶を飲みながら言います。

「あーあ、つまんないな。なんにも することがない。だれかと なにかを いっしょにする やくそくもないし、だれも あいに きてくれない」

やさぐれてますねえ。

やる気のかけらもありません。

そんな気力が見えないクマネズミのところに、手紙が来ます。「きみは すてきな ともだちです」という手紙。

でも、その手紙には差出人がなく・・・。

 
そこから物語は動き始めるわけですが、たくさんの友人に出会い、自分と同じようにやさぐれているコウモリにも出会い、クマネズミに思うところが出来るわけですね。

 
この絵本は絵がとても優しく暖かくカラフルで美しいので、メッセージ性が強い絵本ではあるものの、それをフワッと包み込んで優しい物語に仕上がってます。

最後のカットが素晴らしいです。


 
 
 
 
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2013年3月31日 (日)

「てがみをください」絵本紹介。

 
とある男の子の家。

そこにはいちじくの木があって、そこにパパと男の子が作った赤い郵便箱がかかっています。

そして、その郵便箱に手紙が来ているかどうかを見に行くのが、男の子の仕事。

 
そんなある日、郵便箱を見に行くと、なんとそこにカエルが一匹いて、壁に白いペンキを塗りながら

「きょうは ひっこしで いそがしいんだ。かえった かえった。」

なんて言うわけです。

そこには椅子やテーブルまであって、完全に自分の部屋。(笑)

でも、男の子はカエルがいようが何しようが、手紙が来ているかどうかを見にいくわけですが、そこに来ていた手紙をカエルが読んでしまっているわけですね。

男の子は当然、抗議するわけです。勝手に読むな、と。

それを聞いたカエルは自分宛ての手紙が欲しくなり、男の子にどうすれば手紙が来るかを聞くと、

「そりゃ、じぶんからも てがみを かけばいいのさ」というアドバイスをもらい。

男の子は毎日郵便箱を見にいく度に、カエルに手紙が来たかどうかを聞くわけですが、どうやら手紙は来ていないようで・・・・。


 
 
 
まさか、そこに家を作るの?っていう驚きの訪問から帰ると男の子の交流が始まっていくわけですが、これが何とも素敵な風景。

子供の頃は、人間の世界と動物や自然の世界に垣根なんてなく、全てがフラットに繋がっているわけですが、そのフラットな繋がりの中で、微妙に差がある人間と動物の関わりが、何とも感傷を誘います。

村上勉さんが描く絵が何とも美しい世界を作っていて、後半のお話が心に染みますねえ。

とてもお薦めの絵本です。

 
 
 
 
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2013年2月21日 (木)

「ちびゴリラのちびちび」絵本紹介。


 
森に暮らしている小さなゴリラの「ちびちび」。

彼はみんなに愛されています。

とにかくみんなに愛されている。

お父さんにも、お母さんにもおじいさんにも、おばあさんにも、ピンクのちょうにも、みどりのおうむにも、あかいさるにも。

みんなみんな、このちいさなゴリラが大好き。

 
最後には、成長して大きくなるんですが、それでもみんなは変わりなく、「ちびちび」が大好きなわけです。

このね、「あなたが存在するだけで好き」っていうメッセージは素敵ですね。

「良い子でいるから好き」とか、「頑張ったから好き」とか、「かけっこで1位になったから好き」とかっていう一切の条件はなく、「ただ、そこに存在してくれるから好き」っていうことを感じさせてくれて素敵です。

 
本当は、「好き」に条件なんていらないのかもしれませんね。

 
 
 
 
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